臨月になると、赤ちゃんに早く会いたいけれど出産ってどうやって始まるの???と不安や疑問でいっぱいですよね。私は現在二児の母ですが、陣痛から始まった出産も、破水から始まった出産も、両方体験しました。臨月の妊婦さま達の不安が少しでも解消されればと、私の体験談を記載したいと思います。今回は長男編。
長男:陣痛→破水→出産
前駆陣痛(フライング通院)
長男けんけんの時は、予定日を6日超過してようやく微弱陣痛がやってきました。予定日当日の健診で、「来週までに生まれなかったら促進剤使いましょうね」と言われていたので、微弱でも、明日には促進剤って日の昼間に陣痛がきた時は大喜びでした。微弱でしたが間隔も10分。病院に電話して、意気揚々と入院グッズを持って病院に向かいました。
が
「子宮口、まだ1センチしか開いてないね~、痛くないでしょ?一度家に帰って様子見てね」
なんじゃそりゃー!確かにまだ超余裕で耐えられるけれどもさ、どうせ明日には促進剤使うんだし、微弱でも陣痛ちゃんと来てるんだから入院させてくれてもいいじゃん・・・って心の中で思いながら、「はい~」と素直に帰宅しました。
家で陣痛に耐える
時折くる陣痛の痛み(立って少し下を向いて食いしばってれば、周りに気が付かれずに耐えられるレベル)を我慢しながらバスで帰宅。洗濯物を片づけたり、台所をきれいにしたり、夜ご飯作ったりと陣痛の痛みに耐えながら頑張ってました。でもこの時は、陣痛っていっても普通に動けるし、痛み(この時は全然余裕。生理痛の方がしんどいレベル)も大したことないし(そりゃそうだ)、出産、舐めてました。
夫の帰宅を待ちながら普通に夕飯を食べ、お風呂にも入り、一足先にベッドへ。10時頃?このあたりから”ちゃんとした”陣痛との闘いが始まったのでした。
間隔は不規則で10分でくることもあれば20分も空くこともありつつも、痛みは昼間に病院に行った時とはくらべものにならない程になっていました。う~~っとベッドの上で丸くなってもだえ苦しむ。痛みの間隔の間にまどろむ。これを朝まで耐えました。今にして思えば、この時の痛みも全然大したことなかった。
病院へ:子宮口4センチ
朝7時、いよいよ痛くなってきたので病院へ。間隔は不規則でしたが、10分は切るようになっていました。病院に連絡して夫とタクシーで病院へ。さっそく診てもらうと、子宮口4センチ。「まだまだだね~」と笑顔の先生。いや、こっちはこれでも結構しんどいんですけど。
陣痛部屋に連れていかれ(出産もそのままできる)、出産用の服に着替えて待機。お昼ごはん(ハヤシライス)を出されましたが、そんなの食べてる余裕、まったくない!当時は元気で後から来てくれた母がちゃっかり食べてました。その後、助産師さんに「ちょっと階段のぼったりしてみましょうか!」「廊下歩いたりしてみましょうか!」「立って腰をグルーッとまわしてみましょうか!赤ちゃん、うまく骨盤に入れてないみたいだし!」となかなかスパルタでした。
私は「まだですか!?」と何度も聞くも、「まだで~す」と笑顔で回答、夫と母がいるなら大丈夫そうねと部屋から出ていきました。
まだまだ!子宮口8センチ
お昼を過ぎて1時頃、ようやく子宮口が8センチにまででもまだ全開じゃないから生まれない。ひぃひぃふぅ~と、夫の手をものすごい勢いでつかみながら痛みに耐える。声を出さずにはいられない。父がウィダーインゼリーを差し入れに持ってきてくれたけど、そんなの飲んでる余裕はありませんでした。
「まだですか!」と聞きまくるも、まだですね、と。そりゃそうだ。まだ破水すらしてなかった。
突然の破水
夫が休憩に立って部屋をあとにしている時、母と二人で頑張っているときにとつぜん
バシャーン!!!
何事かと思った。突然、ドバーッと破水しました。痛みの中もうパニック。心の準備なんて全然してなかったから。というか、破水というイベントがあることすら頭になかった。母にナースコールをしてもらい、新しい服に着替え。ここから一気にお産が進みました。出産は夜頃かな~なんて言われてたけれど、、、
出産
出産は突然に。破水してから40分で一気に子宮口全開、ポーンっと生まれました。それまで骨盤に頭がうまくはまっておらず、降りてきてくれなかったのが、破水したことで道ができ、一気に出てきたようでした。息子が計測されたり診察を受けている間、私は「胎盤見せて~」と麻酔で朦朧としながら言っていたそうです。
だって、これまでなかった臓器が作られて、役目を終えて対外へ排出される。これってすごい!と出産前から見るのを楽しみにしていたのです。美容成分プラセンタは胎盤から作られるっていうし、病院によってはわさび醤油で刺身として食べさせてくれるところもあるんだとか。今回出産した病院は、見せてくれるだけでした。
出産の痛み
出産の痛みは、産後半年までは明確に覚えてました。もうあんな痛いのイヤ~と思っていたのに、産後半年を過ぎたらコロッと忘れている。おかげさまで「もう一人生みたい!」と思えるようになりました。
もしよろしければ、二人目 長女の出産編もご覧ください。こちらは破水からスタートして3時間のスピード出産でした。
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