子どもを授かることは嬉しいこと。一人目の時は喜びもあり、不安もあり、でもそれは全て赤ちゃん一人に対して。でも二人目を授かると、喜びはもちろん、二人目ならではの不安があると思います。二人目妊娠は上の子に伝える?赤ちゃん返りはどうすれば?上の子が寂しがらないか…我が家では長男が3歳の時に二人目の妊娠が発覚、2016年に生まれてからどのように対応していったのか、少しでも参考になればと思います。
目次
二人目妊娠
上の子に伝える?
2015年の秋に二人目を妊娠したことが分かりました。すぐに長男けんけんに伝えました。「ふーん」って反応。まだお腹も大きくなってないし、よく分かってなかったかな?でも妊娠週数が経ちお腹が大きくなるにつれて、「赤ちゃん動いた?笑ってる?」と気になる様子でした。そして、3歳の自分のザ・幼児体型のポンポコリンお腹をさすりながら、「けんけんのお腹には夢と希望とパラダイスと新幹線と赤ちゃんが入ってるの…」と可愛いことを言っていました。
子どもが気が付くことも!
我が家では、私が子どもに妊娠を伝えましたが、中には子どもの方が妊娠に気が付いて教えてくれることもあるようです。
しかも性別まで当ててくれたり。友人にも、「上の子が『お腹の赤ちゃんは女の子だよ』って教えてくれた次の日の健診で、女の子って判明したの!」という方がいます。我が家も「男と女どっちかな?」と聞いてみましたが、日によってバラバラな回答でした笑。(結局、女の子でした)
妊娠中に心がけたこと
下の子ができると兄・姉は複雑です。これまで独占していたお父さん・お母さんをある日突然奪われるんですから。中には寂しさ、構ってほしさから、赤ちゃんにイジワルをしてしまう子もいるようです。
我が家では、まずは優しいお兄ちゃんになってほしい、という思いから、毎日のように「お兄ちゃんが優しいから、お腹の中で赤ちゃんが笑ってるよ」と言い続けました。ある意味洗脳です。けんけんが何か面白いことをするたびに「赤ちゃんが笑ってるよ!」。ちょっとしたことでも「お兄ちゃんかっこいいって赤ちゃんが言ってるよ!」と。おかげで生まれてから今まで、いたずらもいじわるもしたことは一度もありません。赤ちゃん返りの時も、息子の怒りが赤ちゃんに向くことはありませんでした。
※中には、赤ちゃんのことを話題に出すだけで寂しさであふれてしまう子もいます。わが子にぴったりの方法を模索する必要がありますね。
赤ちゃんが生まれた!
赤ちゃんが生まれてすぐに病院に来てくれた(連れてきてもらった)けんけん。でも大学病院での出産だったため、衛生面から12歳以下の子どもは病室には入ってはいけないというルールが。夫も祖父母もみんな病室で赤ちゃんを抱っこしてるのに、自分だけ新生児室にいる赤ちゃんをガラス越しにしか見れない…相当寂しかったようでした。産後一日目から、ガタガタの身体で14キロのけんけんを抱っこして廊下をウロウロしてました。あれはきつかった…
長男の我慢
赤ちゃんは可愛い、一緒に遊びたい、おっぱい飲むよね、お兄ちゃん分かってるよ。でもボクも…けんけんは我慢して抱え込んでしまうタイプ。夫の仕事が忙しく、平日はワンオペ育児。赤ちゃんをずっと抱っこしっぱなしでしたが、けんけんの寂しさはヒシヒシと伝わってきます。
少なくとも手をつないだり、頭をなでたり、赤ちゃんの抱っこ紐越しにギューッとハグしたり…できる限りのフォローはしましたが、それでも赤ちゃん返りしない子ども(特にお兄ちゃん)はいない…
赤ちゃん返り?
出産し、帰宅した1か月は夫がけんけんを保育園に送り、ファミサポさんにお迎えをお願いしていました。その時は毎日ご機嫌で保育園に行き、ご機嫌で帰宅してすぐに赤ちゃんと触れ合う、平和な日々が続いていたのですが…
産後一か月を過ぎ、下の子を抱えて私が保育園の送り迎えをすることになりました。が!!保育園に行きたくない病発症!なんでお母さんが元気で家にいるのに保育園に行かないといけないのか、3歳児がこれを理解するには難しかった。結局1年間、ずっと保育園に行くことを渋り続け…母と子ともに毎朝駆け引きを繰り返す毎日でした。
雨めっちゃ降ってるからベビーカーで連れて行こうとしたら、雨よけカバーをつけたベビーカーから保育園バッグを投げ捨てられたり、玄関で寝たふりを始めたり…保育園に行きたくない子を連れていく話はまた別途書きたいと思います。
赤ちゃん返りへの対応は
赤ちゃん返りへの対応は、ただひたすらに子どもの心を満たしてあげること、これしかありません。
秘密の〇〇
基本的に、どれだけ”いい子”に見える子どもでも寂しさは抱えているもの。そこで必殺技が!
赤ちゃんには秘密の〇〇!!
〇〇はハグでも、タッチでも、なんでもいいと思います。赤ちゃんが寝てる時にこっそりお兄ちゃん・お姉ちゃんを読んで、内緒話のように「赤ちゃんには内緒ね!お母さんとお兄ちゃん(お姉ちゃん)だけの秘密のギューだよ!」と。これを日々繰り返すだけ。些細なことですが、これで子どもは自己肯定感を持つことができるのです。自分はお母さん(お父さん)に愛されている、と実感できることで、赤ちゃんに対しても優しく接せるようになります。
読み聞かせ(膝の上バージョン)
膝の上で絵本の読み聞かせをするのもいいと思います。絵本を読んでいる間は、お母さん(お父さん)は自分だけのもの。赤ちゃんにとられているお母さん(お父さん)を独占している気分になりますよね。少しでもスキンシップが取れるといいと思います。
特にワンオペ育児ではなかなか余裕を持つことは難しいですが、兄弟の仲が良好なだけでかなり楽になりますよね。
他にもいいアイデアがあればまた追記していきたいと思います。
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