子どもにピアノを習わせる時の親の心構え

ピアノは子どもにさせたい習い事でも大人気!指先から脳へ刺激がいって、脳の発達が期待できます。私も4歳のころからピアノを習い始め、大学まで続けていました。今はなかなかピアノを弾く時間がなく、全盛期ほどは指は動かないものの、趣味程度で楽しんで弾いています。

ピアノが弾けるようになるといいこと尽くめ!(私の体験談はこちらの記事で…→ピアノは子どもの脳を育てるのに効果的!)ですが、親が熱くなりすぎると子どもは引いてしまい途中でやめてしまうことも。私の妹と弟も、母親からの厳しいレッスンに嫌気がさし、途中でやめてしまいました。

ピアノは初期投資が大きい習い事。せっかく始めるなら、ちゃんと継続させたい。継続させるために必要な、親の心構えを考えてみました。

【2017/12追記】2017年5月、息子がヤマハのグループレッスンに通い始めました。通い始めて8か月の様子をこちらに書きましたので、よろしければご覧ください→息子のピアノ日記 両手で弾けるようになってきた

目指すレベルは?

まず、子どもにどのレベルを目指させるのか、私の経験をもとにまとめました。

※あくまで私の経験に基づいているので、子どものレベルによって前後すると思います。もちろん、プロを目指すような子は対象外です。。

音符が読め、両手で簡単な曲が弾けるるレベル(バイエル赤・黄)

ピアノを習い始めると、まずはバイエルから始まります。初めは片手で、最後は両手で。バイエルの黄色の後半では、それなりに練習しないと弾けない曲も出てきます。

バイエルの赤・黄(上下巻)を終えるまでにおよそ2~3年かかります。この壁を越えられず、辞めてしまう人も多く・・・。

でもここをちゃんと乗り切れれば、発表会にも出られるようになるのでだんだん楽しくなるはずです。。。

両手でちょっとした曲が弾ける(ブルグミュラー~ソナチネ)

バイエルが終わると、ブルグミュラーが始まります。けっこう格好いい曲も出てきて、私は今でも弾いています。タランテラなんか、簡単だけどかっこいい。このあたりから、ピアノの楽しさがやっと味わえるかな?

しかし、ブルグミュラーが終わるまでにはさらに2年はかかるか・・・もっとか?ピアノって少しずつしかできるようにならないので、本当に継続が大事なんです。。。

ブルグミュラーの次はソナチネアルバム。数ページに及ぶ楽譜が続き、練習も大変になりますが、ここまで続けられる子は自分でどんどん練習できている子がほとんど。親の出る番はほとんどないかも。ソナチネ以降は子ども次第です。

合唱曲の伴奏ができる~それ以上(ソナチネ~ソナタ~)

ソナチネ中盤からは、合唱曲の伴奏ができるようになってくると思います。ここまでくるともうゴールまで来たも同然。楽しいピアノライフです♪

余談ですが、私が中学の頃にピアノの伴奏をしていた子は、いずれも公立私立問わずにレベル低くない高校に進学しています。偏差値でいうと62以上でしょうか。やっぱりピアノ効果なのか・・・知る由もありませんが。



長く続けるための親の心構え

目指すレベルは?

まず、親としてはどのレベルを目指したいか?小学校・中学校の音楽の授業で困らない程度の技術が身に着けばいいのか、それなりに弾けるようになってほしいのか。脳への影響を考えると、せめてソナチネまでは頑張ってほしいところです。

でも、ここで親ばかりが高望みするのはどうでしょう?あくまで、毎日練習してレッスンに通うのは子ども自身。本人にやる気がなければ毎日の練習なんてしないだろうし、とりあえず週1回のレッスンに通ったところで効果は期待できなさそう。

子どもをプロのピアニストにしたいのでなければ、私は目指すレベルを低く設定することをお勧めします。楽譜が読める程度でよければ、「練習したの!?」「どうして何度も同じところを間違えるの!?」「練習は!!??」などと口うるさく言う必要もなく、子どものペースに合わせてゆったりと進められます。結果として、長く続けられれば ”目指せるレベル” はおのずと上がります。

子どもにピアノをさせるなら、途中放棄させないためにも親の持つ期待値は低い方がいいです。そもそもピアノが性に合わない子もいますしね。親ばかりが焦って、下手に子どもの自尊心を傷つけることだけは避けたいところです。

習い始め~ブルグミュラーあたりまで

ピアノを習い始めたら、まずはピアノの練習を習慣化させることが第一です。ピアノは同じく人気の習い事、スイミングと違って家に帰ってから次のレッスンまでの間に自主練することが大前提となっています。日々、家でも指先を使うことで脳が刺激されるのです。

家での練習にあたっては、初めは時間で区切らない方がいいです。時間で区切るとどうしてもダラダラしてしまうし、時間間隔がまだ身についていない年齢の子ならなおさら、「いつまでやるの~?」とただ苦痛な時間になってしまいます。

なので、初めは「3回弾いたらおしまいね」「間違えないで弾けたらおしまいにしよう」と分かりやすいゴールを示してあげます。すると子どもも頑張りやすいです。

きっと、初めのうちは練習時間も5分で終わってしまうと思います。でも、それでも毎日続けることが大切。幼稚園/保育園/小学校から帰ったらまずピアノをちゃちゃっと終わらせる。その習慣ができてしまえば、あとは楽です。

また、決してヒステリックになってはいけません。どうしても親が熱くなって「何度間違えたら気が済むの!!」などとヒートアップしてしまいがちですが、そんな親に子どもは興ざめです。引いてしまいます。そしてピアノが嫌いになり、ますます練習しなくなり、親はますますヒステリックに・・・と負のスパイラルに陥ります。私の妹はこの負のスパイラルでピアノを早々にやめました。。

子どもが間違えても「間違えちゃったねー、じゃあもう一回」と軽く受け流す。ヒステリックになりそうになったら、自分に「私は子どもをプロにしたいのか?」と問いかけましょう。あくまでピアノを習うのは子ども、子どものためにピアノを習わせる。ピアノを嫌いになっては元も子もありません。

ソナチネ以降

ブルグミュラーが終わった頃には、発表会などを通して人前で弾く楽しさも知り始めていると思います。この頃からは塾や他の習い事、学校の宿題とピアノに集中する時間はだんだん少なくなってくるでしょう。子どもがピアノを全然練習しない日が出てくるかもしれません。その場合は、一度子どもとピアノをどうするか話し合ってみるといいと思います。

話し合いにおいて、親としてはあくまで継続させたい方向で。平日は練習する時間がないと子どもが主張しても、まずはそれを受け入れてあげましょう。毎週のレッスンでは、先生にレッスンまでどれくらい練習してきたのかを見抜かれます。ちょっと悔しい・恥ずかしい気持ちになります。「やばい!」と思ってまたちょっと練習する。その繰り返しです。

私もそうでした。部活だなんだと全く練習できなかった週、爪も切るのも忘れてレッスンへ。教室のドアの前で爪が伸びてるのに気が付き、「今週練習してないのバレバレだ~」と汗水タラタラ。レッスンでも、指の練習ハノンで指が回らずまた冷や汗タラタラ。先生は優しいので何も言いませんが、一人で気まずい思いをしていました。で、次の日から少し練習して、またできない日が続いて・・・の繰り返し。でも、少しずつの練習で上達はしていきました。最後はショパンの革命とか木枯らしなどのエチュードクラスも弾けるようになりました(ど素人レベルですが汗)。

親としては、この頃は口を挟まず、たまに家でピアノを弾いている姿を見たらとにかく褒めることに徹底してもらいたいです。やらない姿ではなく、頑張っている姿だけを見るようにする。「いい曲、ちょっと聞かせて」と声をかける。それだけで子どものピアノに対する姿勢はどんどんよくなります。

ソナチネ、ソナタに入ってしまえば親が口を出せる隙もなくなってきますしね。

子は子、親は親。上達させたいなら自分が練習する

ピアノは継続しただけいいことがあります。親としては、子どものピアノ技術向上に注力するよりも、ピアノを継続させることに注力すべきです。技術はレッスンでプロが教えてくれます。ピアノを弾けると楽しい、嬉しいことがたくさんある!ということを子どもに実感させてあげることが親の役目であると、私は思います。

子どものピアノ継続に向けて親ができること、それは

”親もピアノを練習する”

だと思います。

親が楽しそうにピアノを弾いていれば、子どもも興味を持つ可能性は高いです。もともと弾けるのであれば、子どもの好きな歌を弾いてあげるだけで、ピアノの楽しさは伝わります。子どもと一緒にゼロからのスタートであれば、一緒に練習する。口だけ出すよりも、行動を見せることが大事だと思います。

私は今、息子にピアノを習わせ中です。色々言いたいことをぐっと我慢して、ひたすら「上手にできたね~!」と褒め、自分も一緒に弾く毎日です。もし何かご質問ありましたらご連絡ください♪子どものピアノライフ、一緒に応援していきましょう!



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ABOUTこの記事をかいた人

某シンクタンクでフルタイム総合職のmajikoです。 2013年に長男、2016年に長女を出産。日々時間に追われるワーママですが、子どもの教育も、自分の人生も諦めたくない!と欲張りに生きています。 共働きワーママならではの視点からのブログです。少しでもお役立ちできれば。